お客様本位の業務運営に関する方針

当社は保険代理店として勧誘方針に基づいたお客様本位の事業を徹底していくために、金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」に則り、「お客様本位の業務運営に関する方針(以下、本方針といいます)を定めます。また、本方針は随時見直しを図ると同時に、取り組み内容及び結果指標を公表いたします。

今後もお客様の視点に立ち、お客様の信頼に応えるために努力し続けてまいります。

なお本方針と金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係はこちら(対応表)をご覧ください。

1. お客様の最善の利益の追求と利益相反の適切な管理(原則2・原則3)

 当社は専門的知識の取得とコンプライアンス意識醸成に努め、お客様に対し誠実で公正な業務を行い、常にお客様にとっての最善の利益を図ります。代理店として顧客本位の良質なサービスを行うため募集管理・個人情報管理等の社内ルールを策定遵守し態勢整備をおこない、こうした取り組みによる業務運営が企業文化として定着するように努めます。

 当社はアフラックの他にSUDACHI少額短期(アフラックの100%子会社)から代理店業務を受託し、保険商品の販売により保険会社から代理店手数料を受領しています。この中で、私たちはアフラックの専属代理店として35年以上の活動実績と各種業務における日々の研鑽により、ご提案から保険金・給付金手続きまでを一貫して充実したサービスを提供できる体制を築いてきました。このため、アフラック及びSUDACHI少額短期のご提案がお客様利益の最大化につながると確信しています。お客様利益の最大化を第一に考え、お客様の利益等が不当に害されることの無いように、取引を適切に把握・管理いたします。

○従業員がお客様へ最善で誠実な案内を行うために社内研修を実施しています。

○従業員がお客様の利益等が不当に害されることの無い、お客様の最善の利益に繋げるための募集活動を行っているかを把握するため対応履歴を点検します。併せてその点検結果を代理店全体の業務実態として分析し、社内共有認識として会議にて周知・指導徹底します。

「社内コンプライアンス研修」
実施回数:毎月1回
「月次代理店自己点検」
実施回数:毎月1回
「業務改善進捗確認会議」 
実施回数:毎月1回

2. お客様に分かりやすい情報提供と取得した情報の適正管理(原則5)

 お客様へ保険商品ご提案などの募集活動を行う際には、日ごろ生命保険になじみの少ないお客さまにあわせ保障内容や契約に関する重要な情報について不利益事項も含め分かりやすく丁寧にご説明いたします。お客様がそれぞれの重要事項を深くご理解いただけるよう配慮した誠実な情報提供を行います。

 また、その際に知りえたお客様の情報は厳重に取扱い適正な管理を行います。
お客様から当社にお寄せいただいた苦情・相談・要望等のご意見は全て真摯に受け止め、お客様の視点に立って迅速、誠実かつ公正な対応を行うとともに社内で管理分析を行います。

○従業員がお客様へ適切な配慮のもと募集活動を行っているか把握するため対応履歴を点検します。

○取得した顧客個人情報は管理部門単位で管理台帳を作成し厳重に管理します。またその管理状態に対しても点検を行い、「業務改善進捗確認会議」にて点検結果と改善項目の有無を共有します。

○お客さまから寄せられる苦情等を「お客さまの声」として集約し、その結果を「業務改善進捗確認会議」にて議案提示し分析を行い代理店として業務運営の向上・改善へと繋げます。

「月次代理店自己点検」
実施回数:毎月1回
「業務改善進捗確認会議」 
実施回数:毎月1回

3. お客様にふさわしいサービスの提供(原則6)

 当社は募集活動の際は、お客様の有する取引経験や知識、ライフプランと資産状況等を踏まえたうえでニーズを把握し、検討の上お客様にふさわしいサービスの提供と商品の販売・推奨等を行います。

 また継続的なアフターフォローを行うほか、ご高齢のお客様、お体が不自由なお客様等の特に配慮が必要なお客様については、商品の内容や仕組みについて、より丁寧かつ正確な説明を行います。

 お客様が保険についてご理解のうえ取引にご満足いただけるよう積極的な情報提供を行います。

○お客様へ募集を行う際には募集プロセスを遵守徹底し、その点検も行います。

○お客様にふさわしいサービスの提供を行う上で必要となる知識習得のために、業務上定められた研修のほかに自社研修を計画実施します。併せて研修後に「認識確認テスト」を実施し、従業員ごとの知識レベルを把握し社内従業員間での個人差が発生しないよう努めます。

「月次代理店自己点検」
実施回数:毎月1回
「社内コンプライアンス研修」
実施回数:毎月1回
「認識確認テスト」
実施回数:毎月1回

4. 運営方針の浸透に向けた従業員の教育と態勢整備(原則7)

 当社は一人一人の従業員がお客さまの最善の利益を追求し適切なご案内を行うことで、お客様から信頼される存在となるよう教育研修を継続的に実施いたします。また従業員が専門知識を得るための資格取得に対しては推奨支援を行います。

 経営陣から社員一同への評価制度と紐づく適切な動機づけの仕組みとして、社内の募集管理及び個人情報管理にまつわる点検を経営サイドにて行い、その点検結果を社内会議の場で共有し指導・業務改善に努めます。教育から検知・牽制機能の整備を行うことで、お客さま本位の業務運営の浸透に向け真摯に取り組んでまいります。

○不適切な募集管理及び個人情報管理違反を取り扱った募集人への罰則

○研修の計画実施と生命保険関連及び金融知識や社会保障制度に関する資格取得の推奨

○経営サイドによる顧客対応履歴チェック、業務内容確認検査、お客様へのサンクスコール及びサンクスレター発送、早期消滅契約の集計および評価

「社内コンプライアンス研修」
実施回数:毎月1回
「月次代理店自己点検」
実施回数:毎月1回
「業務改善進捗確認会議」
実施回数:毎月1回

※金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」原則4に該当する、生命保険の保険料以外に、お客様に手数料その他の費用をご負担いただく業務は行っておりません。

※金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」原則5(注2)・原則6(注2)に該当する、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等を行うことはありません。

※当社は生命保険代理店業であり、金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」原則6(注3)に該当する、金融商品の組成に携わることはありません。

※当社は金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」原則6(注4)に該当する、外貨建保険・変額保険の商品を取り扱う生命保険会社との代理店業務委託契約を締結しておりません。

上記に基づく取り組みの進捗状況について定量的 に把握し、その取り組みをより一層推進するための成果指標(KPI*)を設定しました。

当社のお客様本位の業務運営に係る取り組み成果として、定期的に公表してまいります。
*Key Performance Indicator の略

【取り組み成果】(2023年度実績)

「月次代理店自己点検」
実施回数:12回(社内抜き打ち検査:24回)

「業務改善進捗確認会議」 
実施回数:12回

「コンプライアンス関連研修」
実施回数:21回

「認識確認テスト」
実施回数:12回(平均点:92.9点)

<生命保険関連資格の取得者数>

高い専門性と倫理観を持ち、絶えず成長し続けるため、当社は生命保険関連資格取得を強く推奨することで、広く金融・社会保障制度に関する知識を有した人材を築いていきます。

□生命保険関連資格取得者数   11名
※一般社団法人生命保険協会主催の各種業界共通試験(専門課程、応用課程、大学課程)、 FP 技能士 1~3 級、AFP、CFP のいずれかの資格保有者(2023年12月末時点)